薬師池公園・季節の色彩

2023/04/23
背景色 :  藤紫  /  萌葱色 

春風に誘われて歩きながらやや遠くの雑木林に目をやると、大きな木の上の方に咲く花に気が付く。

薬師池を囲む雑木林の中腹にキンランやエビネがちらほら見える。道路向かいの町田エビネ園には、開園以前からエビネが自生していたと聞く。ここのエビネも自然のものかと思う。




新緑から木々の緑が次第に濃くなっていく頃の景色を、「和色大辞典」から探すと「萌葱色(もえぎいろ)」が最も近い。
萌黄色(もえぎいろ)も同じ読みだがこちらはより黄色が勝っている色。

萌葱色とは、萌え出る葱(ねぎ)の芽のような緑色のこと。ちなみに、歌舞伎の定式幕(じょうしきまく)の色も、黒、柿、萌葱色。国立劇場では黒、萌葱、柿の順。縁起の良い色らしい。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

余談のついでに、萌葱色について調べているうち、唐草模様の風呂敷が「萌葱色」の地色に白く染め抜いているとあった。


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鶴見川

桐の花

高枝でさえずるシジュウカラ

薬師池公園

ハンカチの木の花は2日前より白くなった。

カイツブリ

オオアマナ

薬師池の周囲の山腹にキンラン

ムベ

イチハツ

ホタルカズラ

雑木林の10メートルほどの木にホオの木の花

薬師池の裏山へ

ニガナ

キンラン

ツリバナ

タツナミソウ

エビネ

エビネ

蓮田に住み着いているスッポン

鶴見川(帰り)

帰りの鶴見川にカワセミ

ヤマブキ

ハリエンジュ(ニセアカシア)

ヤマフジ


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