2022年の大晦日。夕方薬師池公園を一回りして年の終わり風景を撮ってきた。
2022年を振り返って誰もがロシアのウクライナ侵攻が最も大きな出来事と思うだろう。人類は何度も戦争を繰り返した反省から今の世界を築き上げた。それにも関わらず自分勝手な理窟で他国を侵略する国家がまだ存在することに驚く。
それにしてもウクライナ人は見事に世界を味方につけた。以前のウクライナは近隣のロシアやベラルーシなどと同様、政治腐敗が蔓延しているおよそ民主的とはかけ離れた国家の印象を持っていたが、ゼレンスキー大統領を先頭に若い閣僚がITを駆使して新しい戦略を見事に実践している。
2019年に行われた大統領選挙で「国民の公僕」党首ウォロディミル・ゼレンスキー氏が第6代大統領に選ばれた。閣僚の過半数は40歳以下で構成されている。国民はそれまでの反省から若い政治家に未来を託した結果、予想もしなかった国難に団結し対処している。
余談だがウォロディミルとはウクライナ語の発音でロシア語ではウラジーミル、プーチン大統領と同じとは皮肉なものだ。
◎ 囲碁友の及川さんがウクライナ国民の苦難を表現し作曲した曲に、私がネットから集めた写真で作ったスライド。「Ukrainian refugees」
◎ 倒れた英雄にひざまずくウクライナ市民(YouTube)
◎ ロシア侵攻以前のゼレンスキー大統領