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薬師池公園便り・春の花木と野鳥④

2022/03/24

東京の桜の開花宣言が20日にあった。昨年より6日遅く、平年より4日早く、満開予想は3月27日という。この日見かけた桜は種類によっては山桜など満開近くなっているものもある。薬師池公園蓮田の熱海寒桜は芯の赤みが濃くなってまもなく散り始める。

雑木林の落葉樹も一斉に新芽が吹き出してきて、遠くから見ると薄っすらと緑の霞がかっているように見える。

雑木林の大木の根本に60センチほどの細い木があった。コウヤボウキ(高野箒)は文字通り高野山で使われていた箒ではあるが、かつては様々なところで使われていたようだ。蚕室の掃除、木綿についたチリ払い、酒樽についたにごりの泡をふき取るなど、屋内や狭いところのちり取りに手箒として使われていた。

薬師池ではカイツブリの雛が3羽孵っていた。去年12月にも2羽孵ったが真冬の寒入り後に見なくなった。

薬師池の桜の木のてっぺんにコゲラがみえたが枝カブリでよく撮れなかった。その後歩いていたら後ろから目の前の大木の幹に飛んできた。コゲラもよく見かけるが激しく動き回るので写真に撮るのは結構難しい。


蓮田

ルリビタキ(メス)

カイツブリの雛が3羽孵っていた。

コゲラ

水芭蕉

コウヤボウキ(高野箒)


シジュウガラ(鶴見川)

カワセミ(鶴見川)