薬師池公園の大賀ハス

2013/07/13

梅雨空け後に突然訪れた連日の記録的猛暑。エアコンの効いた室内ではホッとするが、寝苦しい連夜で体力が相当に落ちている。体が鈍った様子なので、薬師池の大賀ハスに会いに行った。ハスの花は午前中に咲き日中はしぼむ。 たっぷりと日光を受けた緑葉から力を貰い、水面から垂直立ちするハスの花は、日光を透かして厳かである。
「大賀ハス」は、故大賀一郎博士が1951年に、千葉県検見川遺跡で2000年前のハスの実3個を発掘し、そのうち1個だけ発芽に成功した。 薬師池公園の大賀ハスは、大賀博士と縁故のあった町田市内の円林寺と大蔵町の故柏木常吉氏から根分けしていただいたものを大切に育てたという。大賀ハスは、ピンク色の大輪の花を咲かせ優雅な美しさと悠久の時を越えた生命力が尊ばれている。開花時期は、七月中旬頃から八月中旬頃。