館山市城山公園と周辺ウォーキング

2010/10/23

館山城(博物館分館)

館山での囲碁合宿の中日に、館山市城山公園のウォーキングをした。 天守閣の見える市営の無料駐車場で車を降り、館山神社、館山博物館を経由して緩い上り坂を登った。 「万葉の小径」と名付けられた小道沿いには、万葉集に詠まれた植物が植えられ、万葉の歌が刻まれた銅板が植物の脇に添えられている。館山城と呼ばれる博物館別館の横を通り、展望台から、館山市と館山湾が一望に出来る。当日は見れなかったが遠くに富士山が見られるという。

富士山信仰の浅間神社の横を下ってゆくと、裏山の木陰にひっそりと八遣臣の墓があり、八犬伝のモデルといわれている。

里見家ゆかりの慈恩院や、妙音院を回った。 印象に残ったのは妙音院で霊場八十八ヶ所がある。

明治28年(1895)に、上総国の前羽覺忍師が「私は弘法大師を信心し、八十八ヶ所を一度に礼拝できる霊場を作りたいと思って全国を廻っています。夢で安房に霊山があるとのお告げを受けたので、来てみるとここがその場所にそっくりです。どうぞここに霊場を作ってください。」 と発願し、 一山全体に四国霊場を遷した「安房高野山八十八ヶ所霊場」が開基されました。

館山城は犬山城を模して1982年に建てられた。

館山神社

館山博物館。戦国大名里見氏の居城跡である城山公園内に設立された、郷土の歴史と民俗の博物館

城山公園の展望台から館山湾

館山城は館山博物館分館となっている

富士山が見えるこの場所に、富士山を神格化した浅間大神を祭っている

 

万葉の小径「 筑波嶺の、さ百合の花の、夜床にも、愛しけ妹ぞ、昼も愛しけ」

八遣臣の墓

八遣臣は八犬士のモデルとなったと伝えられている。

ここの熊野神社は最近建てられた

 

祠にある

 

仏像(?)

 

慈恩院。里見氏九代義康の弟玉峯和尚が天正9年(1581)創建。

 

妙音院

 

妙音院「霊場八十八ケ所上り口」とある