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新宿御苑・桜満開

2024/04/06

新宿御苑は、江戸時代に徳川家康の家臣・内藤清成が賜った大名屋敷がルーツといわれています。明治維新後に国営の農事試験場が創設され、宮内省の御料地を経て、明治39年(1906)に皇室庭園として誕生しました。 国際外交拠点のパレスガーデンとして発展し、昭和24年(1949)に国民公園として一般に公開されました。新宿御苑には、十二月桜をはじめとする約70種900本の桜があります。


3月、4月の花見時に新宿御苑は入場制限を行っている。4月6日(土)は午前10時から16時までの入場はネットからの事前予約が必要。

10時前に入場すべく早めに家を出て、代々木上原で各駅停車に乗り換え南新宿で下車し徒歩15分ほどで、千駄ヶ谷入り口に9時45分に到着。すでに苑内は大勢の花見客で混んでいた。桜はほぼ満開。

日本庭園から新宿門へ向かう途中、ほとんどの人が足を止める、大きな白い一重の花びらが塊まって咲く桜があった。まだ新しい木札には「十二月桜」とあった。

十二月桜について検索すると、福山 知佐子という新宿に住んでいる画家のブログに詳しく載っていた。
 福山 知佐子のブログ

2022年4月7日に新宿御苑の「太白」という「白色の大輪一重」を見に行ったところ名札が「十二月桜」に替わっていたという。

「新宿御苑にある「太白」の中に大正時代に福岡県から「十二月桜」として導入されたと記されているものがある。この記録が確かなものであるか、今後の検証が必要である。」と『新宿御苑の桜』というガイドブック(勝木俊雄 著)に書いてあるらしい。

何故、4月に咲くのに十二月桜というのか園内のサービスセンターに質問にいくとDNA鑑定で「太白」とは違うため十二月桜にするとの環境省の指示があったからという。所轄の環境省にも問い合わせたが詳しいことは分からないという。太白という桜については他にも情報があるが、十二月桜という情報は他に見つからなかった。


新宿御苑

ユリノキ

旧御凉亭。中国ビンナン建築様式の特徴を取り入れた、日本にある数少ない本格的中国風建築

珍しい桜。名札には「十二月桜」とある。花は白色大輪一重で、薄っすらとピンクが混じる。日本庭園

ハナカイドウ

神田川

秋田ふるさと応援団。理事会


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