恩田川・桜とカワセミ

2023/03/31

恩田川のソメイヨシノが10日程前に満開になり、3月最後の日、散り始めを狙った。町田市成瀬を流れる恩田川の両岸には2キロに渡り400本のソメイヨシノが川面に垂れ下がる。尽きることのない無数の白い花びらが川面を連なって流れ下る様は十分シャッターチャンスとなる。

予想していたより花はまだ枝に残っており、散って葉桜の枝もあったがまだピンク色のつぼみも見える。午前中はほぼ無風で散る花びらは思ったより少なかったが、昼頃から風が出てきて花筏が濃くなってきた。

毎年、水面近くにカワセミの姿を見かけるが桜の枝には留まってくれなかった。今年は気長に待つつもりでいると最初は枯れ枝に留まって、川下に飛んで行ったのを追いかけると、川面に垂れ下がった桜の枝に留まったカワセミがいた。

後半は風が出てきて花筏が濃くなってきたのでライブND(*)を使い水面を下る白い花びらを狙った。シャッタースピードを遅くするため手振れしないように川の柵にカメラを乗せ手で固定して撮るがそれでも風で桜の枝が揺れる。何ショツトか繰り返し揺れの少ないものを選ぶ。
*ライブNDはカメラOM-Dの機能。複数の画像を合成して疑似的に露光時間を延ばす。 レンズに NDフィルター (減光フィルター) を取り付けなくても、長秒時シャッターで撮影したような効果が得られる。





「春よ来い」(松任谷由実)


画像サイズ :

恩田川・町田市成瀬

成瀬中央橋より川下の体育館方向

成瀬中央橋より川上。毎年ここから始まる

瞬膜が見える

右側の下の嘴が赤いのがメス

カモの群れが騒がしい。カルガモと小型のがコガモ

コガモ

ハクセキレイ

(f/8、0.62秒、ISO-200、0ステップ、ライブND)

体育館前の花壇

鶴見川

オオフサモ(特定外来生物)

イソシギ

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