10月も後半に入り朝晩冷え込み日中は湿度の低い秋らしい天候が続くらしい。
町田ダリア園は障がい者の働く場として町田市が設置し、社会福祉法人まちだ育成会「かがやき」が運営している。 昭和60年6月開設し、現在、約15,000㎡の園内に約500品種、約4,000株のダリアを栽培している。
開園時間9時半の少し前に到着した。雑木林の影が園の東側に影を落としている。花の撮影は晴れより曇りのほうが色彩が柔かいというが、秋の陽を反射し陰影のくっきりしているダリヤの花もまた自然かなと。
4,000株といわれているダリアはしおれた花柄は除かれ、背の高いものは緑の支柱で支えられており丁寧に手入れされている。
名札にNAMAHAGEで始まる株が数株あったので、検索してみた。
平成24年にデビューした NAMAHAGEダリアは世界的に有名なダリア育種家の鷲澤幸治さんが秋田県と連携して開発した「秋田県オリジナルダリア」。
ネーミングの由来は秋田県を連想させダリアの華やかさに負けずインパクトのある名前を、、、ということから秋田に伝わる伝統行事の神様「ナマハゲ」の名が付けられた。
* 鷲澤幸治【わしざわ・こうじ】昭和22(1947)年、仙北市生まれ。日本ダリア会理事長