2023年度の最終日。今年は染井吉野の開花が遅れて3月29日気象庁から東京の開花宣言が出された。
靖国神社の標本木にわざわざ気象庁から担当者がやってきて、咲いた花数が4輪ではまだで、5輪だと開花という。多くのマスコミがこぞってその様子を報じている。騒ぎ過ぎともいえるが日本人の春を待つ気持ちの現れでもある。桜の開花を予想する「600度Cの法則」というのがある。東京の2月1日からの最高気温を足して合計(積算)が600度付近になると、サクラが咲くという。
2024年の3月末日までの合計を掲載したネット記事はみつからなかったが、3月14日までの合計が536.7度Cだったという記事が見つかったので、15日からの東京の最高気温を調べてみた。16.8+21.7+21.4+14.3と18日で合計が610.9度となり2024年は600度Cの法則は大幅に外れた。人間が自然を予測するのは難しいということか。
このころは関東地方では染井吉野の花が散り始める頃であるが、今年は3月中旬の低温で随分遅れた。昨日から急に気温が高くなって、桜も遅れを取り戻すだろう。
例年はこの時期に七国山の中腹に位置する町田ぼたん園に、ハナモモや早咲きの桜をターゲットにして写真を撮っており、今年はどうかなと様子見がてら訪問。
まだ数輪
紅花常盤満作
ぼたん園奥庭はひっそりとしている
イロハモミジの新芽も鮮やか
サマザクラの大木にヒヨドリ
ボケ
売店の奥に20メートルほどの大木があり上の方に白い花がびっしり咲いている。
桜と思うが、種類は不明
中国灯台躑躅(ドウダンツツジ)
利休梅
石楠花もちらほら
ハナカイドウ
イヌシデ
ぼたん園を出て、七国山を下る途中に河津桜
カンヒザクラ
帰り道、畑に赤い梅の花が咲いていてウグイスがいい塩梅に枝に留まっていた。カメラを向けた瞬間に逃げられた。AIの画像生成