囲碁に打ち込む






第9回全国アマチュア団体囲碁選手権・東京大会

2009/11/01

 2009年11月1日(日)に日本棋院で開催された、第9回全国アマチュア団体囲碁選手権・東京大会に参加した。 この大会は内閣総理大臣杯囲碁大会とも呼ばれていて今回は9回目。無差別級の優勝チームが全国大会に出場する。 3人ひと組みで自己申告棋力に応じた4段階のクラス制。 無差別クラス、Aクラス(4,5段)、Bクラス(2,3段)、Cクラス(初段以下) とのクラス分けとなっているが、無差別クラスは、アマトップクラスやプロの卵が出てくるので 一般社会人には厳しい。従ってAクラスに碁会所レベルの6,7段クラスの人が出て順次下げてくる。 今回私の属している会社囲碁部でアマトップクラスのメンバーが急きょ体調不良ということで、上級チームは編成を変えた。各クラスの出場者の決定は会社囲碁部の幹事が決めているが、私が出場したCクラスもだいぶ下げている。とはいっても碁会所レベル初段以下の人も"正直"に出てくる。"正直"に出てくるチームと"下げて"くるチームの差は歴然としており、対戦していて解る。もっとも最近の碁会所はかなり棋力インフレになっておいるので都度使い分けることにしている。
Cクラスは16チーム参加であった。4チームずつの枠に別れ3局ずつ行い、もっとも成績の良いチームが 枠抜けで準決勝にすすむ。会社囲碁部の太田さんが主将、私が副将、王尾さんが三将の構成。 我々のチーム枠では1チームが出場をキャンセルしたため、3チームでの闘い。 最初の対戦チームは同じコンピュータ関連会社のチーム。私は負けたが他の2人が勝ちまず1勝。 2戦目は順調に3人共勝って不戦勝と合わせ3勝で枠抜けを果たした。この大会には昨年も参加し1勝2敗で予選枠を抜けなかったので まずは枠抜けの目標は果たした。 準決勝の相手もコンピュータ関連会社チーム。こちらもかなり下げてきていることがよく解る。結果は3人とも負け。 3位決定戦に出ることになり、鉄道会社チームとの対戦。副将の顔を見て昨年も2回戦であたり、私が負けた相手だった。 昨年の雪辱をはたし、他の2人も勝って、3位決定。
気のせいか今回は若い人や子供の参加者が多くなったように思う。この大会に出てくる子供は相当に強いと思うが、みんな賢そうな顔着きに見える。 今回対戦した他のコンピュータ会社の人もいっていたが、会社囲碁部の年齢構成はOBが多いという。若い人が入ってこないのはどこも同じようである。 10年程するとこの子供たちが囲碁界で活躍することと思う。

続々と日本棋院に集まってくる。

無差別級の対局には、人が集まる。

会社囲碁部Bクラスチームの対局。

(同上)対局中なのでフラッシュを止めて撮ったが、手ぶれになった。

稲葉禄子さんが通りかかったのでカメラにおさまってもらった。たいへん素敵な洋服である。フラッシュ無しで手ぶれてしまった。

 

この日の稲葉さんは「The Passion」の収録日でした。こちらで我慢してください。

Bクラスチームも3位入賞。

壇上での表彰式。

3位のカップ、賞状と副賞をいただいた。