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2019/09/19

箱根ガラスの森美術館

Venetian Glass Museum

ようやく秋の日よりとなって、富士山方面にドライブしたが、途中まで顔を見せていた富士山が御殿場についたころから雲のなかに姿を隠した。

妻が、先日テレビで、箱根ガラスの森美術館のガラスのバラを紹介していたとのことで、御殿場から仙石原の箱根ガラスの森美術館に向かった。

ガラスの森美術館ではススキに見立てたクリスタルガラスが秋の日差しの元七色に煌めいており、「2019年特別企画展:ピカソ・シャガールたちのヴェネチアン グラス彫刻展」が開催中であった。

はて、ピカソやシャガールのガラス作品とは?

ヴェネチアン・グラス界に新風を巻き起こそうと、エジディオ・コスタンティーニ(1912-2007年)というアートディレクターの呼びかけで、ピカソ、シャガールたちのデザインでイタリア・ベネチアのガラス職人が制作したガラス彫刻ということらしい。

これまで6回ほど来館しているが、いつも様々な企画があり、何度来ても観客を飽きさせない。展示品の正面に立つと撮影者がガラスに映り込むので斜めからの撮影が多かった。

御殿場から仙石原の途中、残念ながら富士山は見えない

入口の門を入ると館内を見渡せる高台になっており、前方上空には大涌谷の噴煙が見え、箱根ロープウェイが試運転しているとスタッフの男性が指さした。箱根ロープウェイは、今年5月に箱根山の噴火警戒レベル2への引き上げにともない運転休止になっている。

カフェ ・レストランではイタリア人歌手のカンツォーネを聞きながらランチタイム

レストランのカウンター

これからはススキの見ごろとなる

ガラスのばら

こちらは本物のバラ

「雄牛」P.ピカソ - E.コスタンティーニ

「春」P.ピカソ - E.コスタンティーニ

「農夫」M.シャガール

「幻想的なアンフォラと馬」M.シャガール

「ガラスの帽子」E.コスタンティーニ

「翔んでる女」横尾忠則 - E.コスタンティーニ

「モーゼ」 R.ルービン - E.コスタンティーニ

風にそよぐグラス

花装飾脚オパールセントグラス・ゴブレット
1880年頃 ヴェネチア

どちらも30,240円の値札

ショップの入口

帰り際、撮影コーナーの若い女性の二人連れからスマホのシャッターを頼まれた。我々もお願いしようかと思っていたら別の男性から「撮りましょうか」と声を掛けられたのでお願いした。構図からして写真の上級者と想像した。





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