切手貼り絵展

東京中目黒・2011/10/27


碁会の帰りに、囲碁仲間の遠藤昌宏さんが切手貼り絵の趣味があり、きっかけから制作過程について聞いたことがあった。私も昔少々切手を集めていたことがあり、是非機会があれば実物を見たいとお願いしていたが、このたび作品展を開催するということでみせていただいた。
切手貼り絵のきっかけは奥さんのお父さんの切手収集とのこと。今回の展示会は、目黒区の小学校同級生だった3人のそれぞれの趣味の3人展という。他のお二人は油絵の展示。

さくらギャラリー地下1階展示室の階段踊り場に切手貼り絵。

展示室入口。こちらも切手。使用済み切手はダンボール箱や袋で大量に購入し、その中から目的のものを探すという。

リンゴの絵も遠藤さんの作品

遠藤さんの作品。
どこの絵画展示物でも覆っているガラスやプラスチックのカバーがライトや見物人を反射するので、被写体としては難しい。

「耳飾りの少女」フェリメール。
展示室に見本となった絵画誌があったので、ネットから写真を貼り付けてみた。比較してみると原作の絵画に忠実に似せていることが解る。

「日傘をさす女性1」モネ
切手の枚数を数えてみると1,400枚程。実際は切り貼りなどのため倍の枚数を要するという。

「日傘をさす女性2」モネ

近くでみるとなじみの切手。制作途中で、同色の切手が足りなくなるとまた大量に購入し探すという。一枚の切手を部分的に使っているものもある。

「富岳と大波」北斎

「接吻」クリムト

どうしても近くで見たくなる。

使用済み切手はダンボール箱や袋で購入。中から整理した切手。
慈善団体が使用済み切手を集めていることを聞くが、何に使うだろうと思っていた。掘り出しものものあり切手収集の趣味にもなりそう。

他のお二人の作品

他のお二人の作品