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ブラウザ Arc体験レポート

2024/05/08

Arc icon



概要

長い間インターネットブラウザはChromeを使っているが、最近Arcというブラウザの良い評判を聞く。

Arcサイト

ArcはThe Browser Companyによって開発された現代のウェブブラウザで、ユーザーがウェブを利用する体験を向上させるためのユニークな機能が多数備わっています。最初にmacOS用にリリースされ、その後iOSとMicrosoft Windows向けにも展開されました。Arcはユーザーカスタマイゼーションとウェブブラウジングのシームレスな統合に重点を置いています​ (Wikipedia)​。

今回導入して使ってみたが、"素晴らしい"の一言につきる。

  1. 最近の、例えばホームページ構築ツールWordPressを管理するダッシュボードはメニューがサイドバーと呼ばれる左側のカラムに表示され、作業ページは右側に表示される。

    左側にメニューがあり、右側に作業ページが表示されるデザインは、多くのプログラミング環境や開発ツールで採用されている配置である。このレイアウトが直感的に使いやすいとされる理由の一つは、一般的に、人々は左から右に情報を読む傾向があるため、左側にナビゲーション要素を配置すると、自然と目が追いやすくなる。これにより、ユーザーが何をするべきか、どこで何を見つけることができるかが直感的にわかりやすくなる
  2. これまでのブラウザ画面では、ページのタイトルを表示する「タイトルバー」が一番上に、その下にurlを入力する「アドレスバー」が、その下によく使う「ブックマークバー」がある。そのため肝心のページコンテンツはその下に表示される

    Arcでは、サイドバーにブックマークやタブの切り替え領域がある。サイドバーの最上部にはよく使うアプリのアイコンがあり、その下に Pin(固定)した ブックマークのアイコンが並び、最下部には現在一時的に開いているタブのリストが並ぶ。
  3. Google chromeと類似性があるように思うが、ArcもChromeと同じChromiumをべースにしている

    Chromiumは、Googleが主導するオープンソースのウェブブラウザ開発プロジェクト。従来のブラウザよりも早く、安全で安定したブラウザの実現を目的としており、Google Chrome、Microsoft Edgeなどのブラウザの技術的な土台となっている


Arc画面


Import from Another Browser

他のブラウザーからクッキーやブックマークなどを取り込む


Split View

複数のタブを同時に表示


Space

使用目的に応じてワークスペースを分ける


Extensions

Arcは、Chromiumベースで開発されており、Google Chromeの拡張機能を使える



感想

ArcブラウザのMac版は2022年春にリリースされ、Windows版は2023年12月にベータ版として利用可能となった。まだMac版とWindows版は機能が異なる点がみられる。日本語がサポートされていない。

実際に使ってみると、アイコン一つ一つにもその都度の情報が含まれるなど使い勝手に十分配慮されていて、「痒いところに手が届く」ことを実感する。

今後も仕様が日々進化すると予想され、ブラウザ技術の注目の的となることは間違いない。

現在は無料だが、最近のビジネスモデルのように今後有料になるバージョンがリリースされるかもしれないが、次のArcサイトの文言に期待したい。
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