王唯任プロ指導碁(日本棋院)

2013/03/18

東京市ヶ谷の日本棋院で、王 唯任プロによる指導碁の機会があった。会社囲碁部では、昨年までプロによる指導碁は6子の手合いだったが、今年1月の定例囲碁会で優勝し規定のポイントに達し、5段に昇段したので今後の指導碁は5子の逆コミになる。ということで5子局の指導ということでお願いした。 初めての5子局ということで、慎重なあまり随所で要所を逃した。
終了後、丁寧に教えていただいた。

王 唯任 (Wang Wei Jen )五段
昭和52年4月6日生。台湾出身。筒井勝美五段門下
桜美林大学大学院博士前期課程修了
平成9年入段、同年二段、11年三段、12年四段、23年五段
日本棋院東京本院所属

12手目のケイマはH5と中央に1間に飛んで白を攻めるところ。

48手目では左辺B7と跳ねる1手。跳ねる手が両アタリではないと勘違いし右辺に打ち込んだが、あとで気がつき次に跳ねようと思った瞬間下がりを打たれた。

上辺白を攻めようとして56手目でP13に押したが味消しで悪い。白が伸びた後スミに手を入れたが、上辺白の攻めを継続すべきところ。

左上スミD18と切り劫にするべきところを遠慮した。また上辺の白石をK14から切断して早めに攻める。

F14に白から覗かれるとE11の種石の逃げが生ずるのは分かっていたが、左辺は押さえも先手で、中央の黒石も1眼あるしまだだめも空いており何とかなると思っていたが、右辺の1間に飛んでいる黒石と絡み攻めにされ中央の黒の一団が捕られた。ここで戦意消失。

170手(A2)が追い落としで先手と勘違いし黒投了。F2と白一子をかみとっても黒悪いようだ。





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