囲碁道場中村信夫での棋譜解説

2013/02/20

2011年6月の当サイト囲碁日記47で、神奈川県湘南台の囲碁道場中村信夫での女性のM田さんとの棋譜と中村信夫席亭のコメントを掲載した。
 3年前から私が参加している中村道場の囲碁教室は、3段以上を対象としている高段者教室。午前中の講義に続く4局では、私を基準とするとおおよそ3子の黒番から3子の白番での手合いとなっている。 対局はポイント制で、最上位者は上がらないようになっておりその下で、私の場合勝っては上がり負けては下がり教室内ではおおよそ20ポイント内で変動している。それでは勉強の効果がないように思えるが他の碁会では確実に段位やポイントが上がった。半面ハンディがキツくなって勝率が悪くなった。参加者全員に平等にチャンスが与えられており、そのなかで努力すると棋力が上がっていく。
 私が通い始めた3年前このクラスは7,8人の生徒であったが、今では20人以上の時も珍しくない。

 M田さんとは、その後ライバルとしてほぼ同ポイントで何度か対戦しているが、2013年2月の棋譜解説でも取り上げられたので記録として掲載した。
 序盤はなんとなく、前回の対局を思い出しながら、緩やかに打ったつもりだが先生に指摘されると変な手だったと反省。


白・赤川、黒・M田さん。黒5目半コミ出し。80手まで。

「白6の割打ちは一路下(R9)が良い」

「黒11までは黒が良い」

「白18(E12)はD11にコスム」

「黒21(E10)では、上辺H17かH16で、白を攻めたい」

「黒51(P5)は、右上を守る」

「白52(N10)は、右上の黒字を荒らしてしまうところ。」
「白64(N5)は、実の無い手、下辺に打ちこむ」

以下省略
総評 : 「双方、実のある手(何目に相当するかを意識して)を打つように心がけましょう!」





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