日本主催の女流国際棋戦、SENKO CUPワールド碁女流最強戦2025(主催:日本棋院、特別協賛:センコーグループホールディングス株式会社、協賛:旭化成株式会社、積水ハウス株式会社、積水化学工業株式会社、株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行株式会社、後援:日本経済新聞社、株式会社囲碁将棋チャンネル) が3月14日(金)に開幕し、16日(日)には決勝戦と3位決定戦が行われた。対局会場は東京都江東区の東京イーストサイド「ホテル櫂会」。
決勝は韓国の崔精九段と上野梨紗三段の対戦となり、上野が白番半目勝ちをおさめSENKO CUP初優勝となった。(日本棋院サイト)
当棋戦は、囲碁の国際女流棋戦。2018年に開催され、日本、中国、韓国、中華台北、欧州代表棋士が出場した。8名によるトーナメント戦。日本ルール、コミ6目半、持ち時間各2時間1分考慮時間5回。優勝賞金1,000万円。
優勝者と決勝戦(左が優勝者)
| 第1回 2018年 | 於之瑩(中国) - 黒嘉嘉(中華台北) |
| 第2回 2019年 | 於之瑩(中国) - 崔精(韓国) |
| 第3回 2021年 | 於之瑩(中国) - 崔精(韓国) |
| 第4回 2022年 | 上野愛咲美(日本) - 盧鈺樺(中華台北) |
| 第5回 2023年 | 崔精 - 周泓余(中国) |
| 第6回 2024年 | 崔精 - 鈴木歩 |
| 第7回 2025年 | 上野梨紗 - 崔精 |
< 次の一手問題 >

黒207手目 R11 にノビた。次の白の一手は ?

白からO11に出て2子にアタリにしてQ8に出る手順があるため、黒は3線にノビた。これが敗着。AIの予想通り白から1線に置くスジ T11 がある

黒がワタリを阻止する➁と、白は一線にコスミ➂、アタリ④に跳ね返す⑤手があって右辺で劫になる予想図。劫は黒が勝てない

少し戻って白が右辺の2線にキリを入れた場面。ここではAIの予想通り2線に抱えなくてはならない

日本棋院の大盤解説会ではキリに気が付いて右辺が劫になる図を検討していた

崔精九段がノビた理由は、中央の2子が取られるため。これでも黒が残っていたらしい(ネット囲碁学園)

最終図

白が右辺一線に置いた瞬間大騒ぎ

白半目勝ち

AIによる分析(ネット囲碁学園)

(日本棋院サイト)
終盤までAIの形成判断では黒リードになっていたが、オオヨセではAIが右辺のキリに気が付いて手入れを示していた。
YouTubeで観戦していたがもう終わりで黒勝ちと思って目を離していたが、大盤解説会で女性棋士が騒いでいた。最後に半目逆転した上野梨紗三段はさすがである。
普段使っている自分のpcで稼働するAIがそれに気が付くか試してみたかったので、棋譜を検討した。