30年ほど前現在の我が家に越してきた頃、毎朝グレープフルーツを食べていた。ガーデニングのため台所の野菜くずなどを土に埋めていた。

ある時小さな緑の柑橘類らしい芽が出ているのに気が付いた。みかん、オレンジ、柚子なども種があったから、何の芽かは解らなかったが、鉢に移して育てた。育つにしたがって大きな鉢に移し10年ほど経て50センチの大きさになった。葉が比較的大きかったので、近所でみるみかんではなく、グレープフルーツかと期待はあった。それでも枝には1センチ以上の鋭いとげがあり、花も咲かず実もならないので捨てようかと思ったが、なんとはなく長年育てていた愛着もあり、土に植え替えた。その後どんどん大きくなって家の2階ほどの高さになった。

3年前の春、一つの枝の先端に白い花が数個咲いているのに気が付いた。その年初めて6個の実を収穫した。

そして2年前の春、沢山の枝に白い花が咲き、さかんに蜂やあぶが飛んできて蜜を吸っていた。この年は枝が折れるのではないかと思うほど沢山の実がついた。グレープフルーツの名の由来はブドウの房のようにたくさんの実を付けることからというが納得した。実際1月の東京地方の積雪で太い枝が自身の実の重さもあり、枝が折れた。

大変酸っぱいが、砂糖などと混ぜると結構食べれる

2014/12/13 初めての結実

2015/02/07

2015/02/07

2015/05/07

2015/05/07

2015/12/25

2016/01/19　この3倍ほど収穫

2016/07/26

2016/12/30　前年より実が大きい

2016/12/30