ゴーヤ

いつもの床屋さんの駐車スペースにゴーヤがプランターに植えてあり、背丈が1メートル程しかない。散髪しながらの話で、「床屋さんのゴーヤは育ちがイマイチなのは、プランターが小さいからだと別のお客さんに言われた」とのこと。駐車スペースなので、客の車で日が当たらないことも要因とも思う。
我が家でも今年はプランターに植えたが2階の屋根ほどに育った。プランターの場合は2週間程度の間隔で化成肥料と、毎日水をきらさないことが大切。 ツルがある程度の長さになったら、先端を摘み取り脇にツルを伸ばした方が実がよく付く。ツルを詰めるとよく広がるのでカーテン効果もよい。

正直言ってそれほどおいしいとは思わないが、独特の二ガミが夏バテ気味の体には刺激でビールの二ガミと通じるところがあり、意外と近所に配ると喜ばれる。

ゴーヤは沖縄地方の呼び名、「ツルレイシ」というのが正式名であるが、ニガウリともいう。英語では bitter melonという。 ちなみにレイシとは楊貴妃の好物だったといわれているライチのこと。

なによりも、大変体に良いと言われており、沖縄県民の長寿の元とも。
「基礎研究で抗ウイルス、抗炎症、コレステロール低下の作用、動物実験での糖尿病改善効果の報告があり、糖尿病患者の空腹血糖値、食後血糖値、耐糖能の改善効果が認められた。また抗がん作用(白血病、乳がん)、ラット結腸の突然変異誘発物質の変異原性の抑制が確認されている。」 (wikipedia)

梅雨あけのころグングン育つ。この頃はほとんどが雄花
(2012/07/21)

ゴーヤは、雌雄異花といい、雌花と雄花に分かれて咲く。95%ぐらいは雄花(下)で雌花(左)は割合としては少ない。

猛暑の夏カーテン効果抜群。室内からレース越しの写真(下)
(2012/08/21)

次第に実が付き大きくなる。

今年初めて白いゴーヤも植えてみた。緑のものより、柔らかくシャキシャキ感がする。

用意したネットから銀木犀の木まで伸びたツルに実が付いたが、今年は銀木犀の木にキジバトが巣を作ったので、ヒナを驚かせないためゴーヤの実を放置しておいた。 次第に黄色になり、実が割れて中から赤い種がこぼれおちた。
赤い実の色は仮種皮といい本当の種はこの中に入っていてスイカの種に似ている。赤い種には蟻が集まってくるので甘いと思われる。調べてみると黄色になっても熟していて腐っているわけではないので、食べれるらしい。 (2012/09/09)

連作障害を避けるため新しい土のプランター植えにした。このプランターで十分育つ。