平成28年度・第76回東京秋工会総会・懇親会

平成28年11月5日

2009年から役員を務めている高校同窓会東京支部の総会・懇親会が11月5日に開催された。

例年2月から始まる50ページ以上の会報作りが8月の発送作業で終わり、会報に同封した11月の総会出欠ハガキの締め切りが10月。その後は総会準備にとりかかり11月の総会で同窓会役員としての役割が一段落する。東京地区で1700人余りの名簿を管理しているが、多くは昭和30年代に卒業した人たちで、毎年家族から訃報が届いたり、高齢のため退会したいとの申し出もある。あと10年ぐらいしか続かないと思うが、役員も自分の代で会を消滅させたくないとの思いで、様々な施策を考えるが効果がない。例えば今年、会のありかたについてのアンケートを70歳より若い世代に600通ほど送ったが回答が来たのは1割であった。回答する必要がないことが、この世代の答えなのだろうと受け取った。

それでも同窓会が、社会の結びつきの一つとして何らかの意味があるのではないかと自問自答しながら役員を続けている。

以下は総会報告の担当役員として、会のホーム・ページに掲載したもの。平成28年総会報告として来年の会報の原稿にする。

平成28年度東京秋工会総会・懇親会は11月5日（土）アルカディア市ヶ谷（私学会館）に於いて、来賓、会員115名が参加して盛大に開催された。

今回は講演を先にして正午から、総会を12時40分から、懇親会を13時30分からとして、これまでより30分早くした。また会場の後の予定が無かったため16時30まで使用でき、時間に余裕がもてた。

式次第

会場展示

写真同好会の作品展示①

写真同好会の作品展示②

写真同好会の作品展示③

ハイキング同好会の活動紹介

来賓の母校夏井教頭先生が持参した秋田魁新報が会場入り口に掲示。秋工スポーツの活躍記事が掲載されている。
高校駅伝県予選 :「秋工独走4連覇」、高校ラグビー県予選 :「秋工3年ぶり花園へ」、秋期東北高校軟式野球 :「秋工11年ぶりV」、高校選抜バスケ県予選 :「平成、秋工破り初V」(秋工は準決勝で能代工に勝ち決勝で平成高に敗れた。平成高は平成6年に開校した横手市の県立高校。バスケットボールに力を入れている)

講演　「土方巽と舞踏」

　慶応大学アート・センター　森下隆先生の講演。予定されていた小林嵯峨さんの舞踏実演は小林さん体調不良により見送られた。

先月22日に秋田県羽後町田代にオープンした「鎌鼬美術館」の紹介があった。同美術館には秋工卒で世界的にButohの創始者として知られている土方巽などを被写体にし羽後町田代他で1965年に撮影された写真家細江英公の写真集「鎌鼬」に関する作品が展示されている。

秋田朝日放送の藤原峰氏がドローンなどを使って作成した田代の風景映像が紹介された。

1968年10月日本青年館で上演された「肉体の叛乱」、阿部定との写真など、森下先生から土方巽の貴重な写真が紹介された。

総会

生駒茂(S33C)副会長による開会の辞

校歌斉唱　指揮佐藤勲(S40M)氏

三平会長挨拶。「今回は秋田、福島、仙台からの参加者があった。

高校ラグビーの秋田県予選決勝応援と祝賀会に参加しOB、保護者が結束して子供達を応援している。他の部活も頑張っているとの印象を受けた。

東京秋工会総会では、同級生同士の呼びかけによるミニ同級会が何組かある。

毎年かなりの数の会報が宛先不明で返送されており住所変更があったら知らせてほしい。」

佐々木進幹事長「会務報告他」

来賓挨拶

秋工教頭夏井博実先生から母校の現状について。夏井先生は昭和53年秋工建築科卒。

今年ラグビーが66回目3年ぶりの花園出場を決めた。駅伝が4年連続の全国大会出場。バスケット、バレー、サッカーも準決勝まで駒を進めた。リオデジャネイロ五輪にも秋工卒の佐々木悟選手が男子マラソンに出場。連日秋田魁新報に秋工の記事が掲載された。本日新聞を持参した。スポーツのみでなく、高校生ものづくりコンテストでも活躍した。

校舎の改築が進められており今年から来年にかけて実習棟も改修される。平成30年度の完成予定。