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2023/08/07

第43回全日本学童軟式野球大会

先月末、参加している秋田ふるさと応援団から、8月6日に町田市小野路の球場の全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント一回戦に出場する秋田県代表の横堀マイティ・ノース(大仙市)の試合があるとの情報があった。小野路球場は近く昨年に引き続き応援した。

当ページは秋田ふるさと応援団のホームページに掲載した記事に私的な文章を書き加えたもの。


小学生野球の高円宮賜杯第43回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントは6日、一回戦が行われた東京都町田市の小野路GIONベースボールパークで、秋田県代表の横堀マイティ・ノース(大仙市)は三島ゴールデンイーグルス(静岡)に7―6で競り勝ち2回戦に進出した。

2回戦は波佐見鴻ノ巣少年野球クラブ(長崎)と8月7日(月)明治神宮野球場で10:25試合開始。さすがにこの猛暑の中都心まで出かけて2日連続のスタンドでの観戦は控えざるを得ない。

去年の8月10日に同じ町田市小野路球場で試合があった。その時は半ズボンで行ったが膝の周辺が日焼けでひどいことになって赤から黒くなり今でもシミが残っている。

今年も東京地方は連日の猛暑日でこの日も最高気温が34.8度Cとなった。 応援席は遮るものもなくコンクリートの照り返しもあって常に熱中症が頭をよぎる。前の試合が熱戦で予定の10時半の試合開始が1時間以上も遅れたため球場には3時間ほど滞在した。入場してすぐに雨が降り10分ほどで晴れその後もかなり激しい雨と晴れが午後まで繰り返した。


秋田県の湯沢市にも横堀という古くからの地名があって、こちらと混同していたが、改めて調べてみると大仙市にも横堀があり横堀小学校があるのでこの地域の小学生チームのようだ。

横堀マイティ・ノース創立23年、今の6年生の代で部員減少もあり最後の活動という。横堀小学校の2022年度の全校生徒は92人で4年生17人、5年生23人、6年生9人という。

8月7日に神宮球場で行われた2回戦で横堀チームは大差で敗れたが、神宮球場で試合をした野球少年にとって貴重な経験となるに違いない。勝つに越したことはないが負けから得るものも多い。なぜ負けたかも分かっている。

    大仙市地図
  • 右下に大仙市横堀
  • 真ん中少し左に私のふるさと大仙市協和下淀川
  • 大仙市は2005年に、大曲仙北地域の8市町村が合併し誕生した市。秋田県内の人口では秋田市30万1千人、横手市8万5千についで第3位の7万7千人
  • 秋田県は日本で最も人口減少率(-3.08% 2022年)が高い。高齢者の割合が多く亡くなるのと高校卒業した後、進学、就職で郷里を離れる人の割合が多い



試合開始前に秋田の父兄から頂いたタオル。チーム名について尋ねると、マイティは英語mightyからで、力強い、強大な、素晴らしいという意味、それにノースを付けたとのこと。

前の試合では5回の表に京都が6点を入れて10対2と試合を決めたかに思えたが、その裏福井が8点を入れて追いついた。延長タイブレークとなり、最後は福井が勝った。このため秋田と静岡の試合は1時間以上開始が遅れた。

秋田ふるさと応援団は4人が応援

時折激しい雨が振り、秋田の応援団の女性が我々のためにベンチを拭いてくれた

静岡チームのセンターは女性

静岡の応援団から「フレーフレー横堀」とエール

静岡県三島のチーム

試合開始、手前が秋田県横堀のチーム

秋田のピッチャーは時折100キロの球速

コントロールもよく期待できそう

一回の裏逆転

秋田の守り

何度か激しい雨が降り入場ゲート階段付近に避難を繰り返す

秋田の応援席。折りたたみ式の屋根を持参している。Tarp tentというらしい

4回の表に激しい雨が降りフォアボールを連発し逆転された

4回裏秋田は押し出しフォアボールで同点としセンターにタイムリーを放ち再逆転

大会ルールでは所定の時間(1時間半)を過ぎると新しいイニングに進まないため秋田の勝利となった。試合開始が11時55分、13時37分に逆転し、試合終了となった

参考) 2022年からの新ルール
 2022年から、学童野球はこれまでの7回戦から1回減らして6回戦とする。さらにこれまでは試合開始から2時間30分経過後に新しい回に入らないとのルールを、1時間30分経過後に均等回完了をもってゲームは終了と、時間も1時間短縮する。6回戦を消化するか、1時間30分が経過するかいずれか先の方で試合が終了となる。
延長戦についても従来は8回、もしくは2時間30分経過後から採用していたタイブレーク方式を、7回、もしくは1時間30分経過後からに変更される。また日没や降雨などでコールドゲームや引き分け再試合にする場合も、1時間30分経過のルールがプラスで適用される。
なお、これまで1人の投手が1日に投球できる投球数は70球以内(4年生以下は60球以内)とする球数制限は従来通りで、試合成立の5回、学童部4年生以下の5回戦制も変わらない。

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