秋高連2024年度総会・フェスタ

2024/05/26

秋高連の2024年度総会・フェスタが5月26日(日)、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で開催された。名簿によると参加同窓会27校113名とゲスト19名が出席した。

秋高連は在京田県等学校同窓会合会の略で、秋田県の高校を卒業し首都圏に居住して各高校の同窓会に所属している人で構成されていいる。各高校の東京支部では年会費を支払うことになっているが参加校も次第に減少している。ちなみに、コロナ禍もあって、私が前回参加したのは2016年12月7日だった。この時は参加同窓会35校252名とゲスト43名であった。 秋高連サイト

11時からの総会では2018年以来会長を務めた望月久氏が任期満了となって、新しく湯沢高校OBの長瀬良市氏が10代目の会長に選出された。 2024年役員(秋高連サイト)

12時からのフェスタは、第1部 講演会、第2部交歓会で開催された。

講演 : 恵泉女学園大学教授で湯沢高校出身の藤田智氏が、「野菜作りを通したコミュニケーションの広がり」と題して講演を行った。藤田氏はNHKの「趣味の園芸・やさいの時間」でおなじみ。野菜関係の出版や各地で開催されている家庭菜園や市民農園などで指導し活躍している。藤田智オフィシャルサイト

藤田氏は、団塊の世代が大量に退職した2007年から第1次野菜栽培ブーム、コロナ禍のステイホームで家庭栽培がブームになったのが第2次野菜栽培ブームとして、2度の野菜栽培ブームに貢献した「NHK趣味の園芸・やさいの時間」に出演できたことは光栄なこととした。

秋田の伝統野菜として三種町のジュンサイや、秋田市の秋田フキなど秋田県各地の伝統野菜を紹介し、野菜作りの楽しさを伝え、さらに野菜作りは認知症の予防や健康、人とのコミュニケーションにも有効とした。最後に「大地を耕すことは、人の心を耕すことだ!!」と結んだ。

交歓会 : 秋高連関係者で亡くなられた方々へ黙祷を捧げた。全員で秋田県民歌斉唱、来賓挨拶、橋本五郎氏の音頭で乾杯。乾杯に先立ち橋本氏はふるさと秋田の三種町に2万冊の書籍を寄贈した橋本五郎文庫について触れられた。橋本五郎文庫13周年記念イベント

芸能では秋田工OBによる秋田民謡、横手翔北他OGによる西馬音内盆踊り、横手高OB・OGで構成されているビッグ・バンドYokote Heroesによる演奏があった。 ビック・バンドの伴奏で「青い山脈」や「上を向いて歩こう」を全員で歌い、最後に「また逢う日まで」を合唱した。

秋田ふるさと応援団の参加者が登壇し、大渕清一応援団長のリードで全員が秋田へのエールを送りお開きとなった。




総会

長瀬良市新会長

第1部 講演

講演者藤田智氏

第2部交歓会

役員の紹介

坂本雅和秋田県東京事務所所長。秋田県の人口減少について

読売新聞社 橋本五郎氏。橋本氏が故郷の三種町に寄贈した橋本五郎文庫について

秋田工高OBによる民謡

熊谷忠憲氏・舩木一美氏

西馬音内盆踊り

Yokote Heroes

あげまき会

東京秋工会

これまでに秋高連のために貢献された方々

秋田ふるさと応援団の参加者が登壇し、大渕清一応援団長のリードで秋田へエール




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