陽光(鶴見川土手)

2020/03/11

今年も3月11日がやってきた。東日本大震災から9年目を迎えた。三陸地方や福島の原発事故に巻き込まれた地域では難問山積のようだが、前向きに考えるより仕方がない。 人は一人ではない。

今年は特に東京オリンピックの前に新型コロナウィルスの感染が広まり、開催できるか関係者も決断しかねているようだ。だれが考えてもこのまま開催はできないと思っているが、IOC、WHO、東京都、JOCなど関係者はいまだに中止はありえないなどといって、互いの出方を伺っているが不誠実と思う。

毎年、薬師池公園の熱海寒桜に続いて鶴見川土手の陽光が見頃を迎える。満開になる前日あたりが花が初々しく色彩も鮮やか。2日前は1,2分咲きであったがこの日は8分咲きといったところ。

陽光は、日本原産の交雑種のサクラで、愛媛県に在住していた高岡正明がアマギヨシノと(天城吉野)カンヒザクラ(寒緋桜)を交雑させて作出した園芸品種。1981年に種苗法により登録。

作出者の高岡正明は第2次世界大戦中に学校教員だったが生徒を戦地に送り出した責任を思い、戦後、戦死した生徒たちの冥福を祈って各地に桜を贈ることを思い立ち、環境適応能力が強いサクラを作出すべく、25年の試行錯誤の後に、寒さに強いソメイヨシノに由来を持つアマギヨシノと台湾原産の暑さに強いカンヒザクラを交雑させて誕生させた。 (wiki)

足を延ばして薬師池公園まで行って七国山経由で返ってきた。


陽光

ミツマタ(薬師池公園)

モクレン



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