大寒に入って2日目。東京は朝から青空の風の強い天気となった。日差しはあるが体感気温は2,3度低いように感じた。
これまで東京駅や日比谷通りの夜景は何度か撮ったが、皇居外苑をターゲットに写真は撮ったことがなかったので、まだ日の暮れないうちに大手町から皇居外堀通りへ。
案内板のまま二重橋に行ってみると、アーチ型の向こうに白鳥が見えた。
コブハクチョウはヨーロッパや中央アジアを中心に生息し、自然に大陸から渡ってくるものもありその地に定着している地域もある。また動物園、公園などで飼育を目的としてヨーロッパから移入したものもありこれが 野生化したものもある。皇居の濠で1953年から放鳥飼育されており、皇居がある東京都千代田区は1984年に「区の鳥」とした。以前は20羽いたが自然に数を減らし2022年には5羽になった。東京のど真ん中での自然繁殖は難しいのかもしれない。
白鳥の水面を滑る姿は優美で迫力がある。
大勢の人がランニングをしている足元に、ふとみると、ふるさと秋田に因んだプレート。 皇居1周の約5kmに、100mごと各都道府県のシンボルとなる花のプレート「花の輪」が設置されているらしい。秋田県の花がフキのとう。地味だが、雪解けと春の訪れを告げる。東京都はソメイヨシノ