2024年最初の薬師池公園。前日は最高気温が15度Cだったが、この日は最高気温が11度Cだった。午前9時頃は北風が強く真冬の体感温度。
鶴見川で早速ハクセキレイ、カワセミ、メジロ、エナガにであった。シジュウガラとメジロ、エナガは行動を共にしている。外敵から身を守るのに都合がよいからと思う。
薬師池で同年代の女性二人組に声をかけられた。ルリビタキを撮りにきたという。古民家うらを教えたが、別のカメラマンから水車小屋の付近にいるときいたので私もそちらに言ってみるとルリビタキのオスに出会えた。日曜日とあってカメラマンが多く、ルリビタキは近くに寄ってこなかった。
2月4日は立春、そして昨日の6日は関東地方は大雪になった。この時期関東南岸を低気圧が通過する気圧配置はよくあり、気温が低いと関東地方に雪を降らせる。大雪といっても高々7,8センチの積雪で自分が育った秋田では一晩に50センチも降ったものである。高速道路は閉鎖、電車は運休、飛行機も欠便と大騒ぎになった。本当にこれで大丈夫なのかと不安になる。
薬師池公園では、ところどころに雪が残っていて、靴底に泥が引っ付き滑りやすくなっていた。梅林の紅白の梅の花もだいぶ綻んできた。
カワセミのメスが池に飛び込み水浴びをしていた。
薬師池公園の梅まつりは3月15日まで。梅の花は散り始めて数本ある河津桜はまだ鮮やかさを保っている。
薬師池公園内の移築された旧荻野家住宅で、芹ヶ谷つるし雛飾り愛好会による手作りのつるし雛飾りやひな人形が展示されていた。
各地の桜の名所からテレビの中継があるころ、4月4日は二十四節季では清明という。春分を過ぎた4月の上旬から下旬の時期で、春のうららかな日差しを受け万物が明るく清らかであることを意味しているという。
桜の名所の見頃まではちと早いが、一斉に多摩丘陵の木々は新芽が膨らみ、山桜が遠い雑木林を彩る。
薬師池公園の雑木林の広葉樹も一斉に芽吹く。
例年、一斉に咲き始める染井吉野の3月末の散り始めのころ花筏を狙って、町田市成瀬の恩田川に出かけているが、この年は染井吉野の開花が遅れた。
桜の季節も終わり、野山の緑が深まって行く頃、今年の八十八夜は5月1日。二十四節気の立夏は5月5日。2024年春終盤。