会社囲碁部恒例の春季館山合宿が4月22日から2泊3日の日程で千葉県館山市にて開催された。
私の車に10時30分小田急線新百合ヶ丘駅1人、11時田園都市線たまプラーザ2人が便乗し、東京湾アクアライン経由で出かけた。
金曜日とはいえ、通常よりだいぶ少ない交通量で、昼食をとった海ホタルも空いていた。
館山道は房総の山の新緑が濃淡のパッチワークのようだった。2時過ぎに館山保養所に到着。
開会式では、この3月で定年退職したoさんが初めての参加者として紹介された。
総勢34人の会員と日本棋院光永淳造6段にもおいで願い、A,B,C,Dの4クラス分け。各クラス毎総当たりの対局と、クラス横断の対局とプロ指導碁を含め10局を打つ。私は4.5段から3.5段の9人で構成するCクラスに入った。最近忙しくて体調がよくなくて、ボーッとして2局続けて頓死ポカもあり4連敗のスタート。全敗の場合は降段の対象となることが頭をよぎった。最後にT中さんに勝ち初日の結果は1勝4敗。翌日の指導碁は7子局で持碁(引き分け)となってコミ分の半目負けとなってしまった。合宿の最終結果は4勝6敗であった。昨年12月に4.5段になったので結構きつい。課題は指導碁も含めた10局のうち8局の白番の打ち方にあったと反省。
合宿では、パソコンとプロジェクターを使った光永プロによる棋譜解説会があり、好評を得ている。この解説会は2年前に私が合宿幹事を務めたときに、Y野さんからの提案で始めたもの。低段者の棋譜でも記憶している光永プロのコンプュータ頭脳には毎回驚嘆している。
中日の午前中はハイキングが予定されていたが、雨天中止となり、自由対局の機会が増え上位クラスの人と対局が出来た。
帰りは10時過ぎに保養所を出発、館山道は日曜日とあって結構混んでいた。途中、お決まりコースとなった海ホタルでのピーナッツ入りソフトクリームを食べ、土産を勝った。市ケ尾駅経由で同乗者を降ろし13時過ぎに帰宅。
早速の対局
刺身、天ぷら、金目鯛煮つけ、豚肉のシャブシャブなど、豪華な夕食
話題は囲碁に届まらず、現役社員からは会社の状況、OBは日頃の生活について。
指導碁コーナー光永プロは全員との対局
初日の夜は対局に熱が入る
夜の指導碁。光永プロは11段格。
光永プロからのヨセに関する宿題の解答
恒例となった指導碁の棋譜解説
庭の藤
朝食前にも対局
指導碁で痛恨の損劫。最終ヨセで半コウ争いになり、D-18に劫ダテをしたが白はF-19に打ち盤面ジゴの白勝ちとなった。打たれてみて損劫と解った。白C18からの当てかと思った...。
閉会式。2011年合宿幹事のS木さんは最近進歩が著しい。
光永プロの総評。この後韓国でのLG杯棋戦のため成田に直行とのこと。
M形名誉顧問は、この場を借りて地震の講釈。知識が深くよく調べておられる。
海ホタルから富士山が見えた。
海ホタルから千葉方面